『私って、誰???』ってなったある夜の話
今回、メニューの見直しをするにあたり、自分自身のことを振り返ったわけなんですよ。
感情が大きく動いた出来事をさかのぼって棚卸ししてみたんです。
近年、本当に色んなことがあったので、昔のことなんかすっかり忘れていたのですが、突然よみがえった記憶がありました。
Contents
答えられなかった衝撃の質問
アメリカの大学に留学中の話ですから、かれこれ30年以上も前の話です。
心理学の授業で、”Who are you?" という課題が出ました。
自分とは、何者なのか?を考察するというものです。
その課題に向き合った時、私の中から出てきたのは、
『あの父親の娘である』『あの母親の娘である』といった、誰かに所属する自分しか出て来なかったんです。
自分の中には何もなくて、、、。
何かを成し遂げれば、自信が持てるんじゃないかって思ってて。
たとえば、アメリカの大学を卒業すれば、自信を持った素敵な人間になれるんじゃないか。
自分の空っぽを埋めてくれる何か、自分とはこういう人間なんだって証明してくれる何かを追い求めて生きてきたんじゃないかって。
それに気づいた時に、誰でもない自分が悲しくて、心もとなくて、とめどなく涙が溢れてきて、部屋をうろうろしながらひと晩泣き明かしたんですよね。
その記憶が30年の時を経て、蘇ってきたんです。
皆さんは、『あなたは、誰ですか?』と聞かれて、答える言葉を持っているのかなぁ。。。
今ならこう答える!”Who are you?"
自分は、こういう人間なのだ。
ということを認識していて、言葉にできる人って素敵。
そうなりたいってずっと思ってきました。
自分らしさを分かってて、いつでもどこでも、どこを切り取っても、自分らしいって思えるような。
50歳を目前にして自信喪失した時、50年も生きてきて、何やってるんだって思いました。
本当に、情けなかったーーー
こんなはずじゃなかったーーーーって。
でも、どうやってやり直せばいいのかも分かりませんでした。
そんな私を救ってくれたのが、必要に迫られて取り組んだ、片付けでした。
30年も前に、『私って、誰?』って聞かれて何も答えられずに泣き明かしたあの時から、ずーーーっと、探し求めていたことが、片付けで見つかりました。
『私って誰?』っていうより、自分が何を大切にしていて、どんなことが好きで、何がしたいのか?みたいなことが分かった。
で、分かったことで、誰がなんと言おうと『私って幸せ♡』ってなった。
今、”Who are you?" と聞かれたら、
『やかましいわ!私が分かってるんだからそれでいいの♡』って答えそう爆。
だって、好きなこともやりたいことも、変化するでしょう?
でも、本当に大切にしていることは変わらずで、何を幸せに感じるかも変わらずで、そこが私の原点であり、自分自身がどんな人間かを語るのはそういうところになるのだろうと思います。
片付けの現場でも、「お客様の原点になっているものは何なんだろう?」というところをいつも探しているんですよね。
自己啓発セミナー、コーチング、スピリチュアル、などなどと、いろんないろんな学びをインプットしてきたのも、一貫して、『私って、誰?』を見つけたかったからであり、誰かの『私って、誰?』を見つける力になりたかったから。
さんざん迷走してきたけれど、結構一貫してたんじゃん!!と思って、ホっとしている。←今ココ(笑)
というわけで、このたびやっとこさリリースに至った新メニュー【らしさ発掘お片付け】は、私の集大成となっています!!
(なんだよ、宣伝かよ!!という声が聞こえてきましたが、もう少しお付き合いください(笑))
一人では見えてこない景色を一緒に探したい
人生に正解なんてない。
悩んで、迷って、選んで、進んでいく。
答えは、自分にしか出せない。
人に押し付けられる正解なんて、何の意味もありません!!
横で一緒に伴走して、その人が答えを見つけていくサポートをするコーチというあり方が私は好きで、私らしいと思っている。
あなたの使いたいモノは、あなたしか分からない。
あなたがどう生きたいのかは、あなたしか決められない。
でも、一人で答えを見つけるのって大変。
一人だと、視点が凝り固まってしまうもの。
片付けなんか本当にそうで、
『これって使わないけど、捨てられないの。なんでだろう?』
『これ、すごく好きなんだよね。なんでだろう?』
って、モノと向き合っているようで、自分との向き合いなんですよね。
一人では出しづらい答え、一人では見えてこない景色を一緒に探したい。
と思っているのです。
ということで、私のサポートメニューには、
『私って、誰?私って、何が好きなの?私って、何がしたいの?』
を見つけたい、
『好き』なことで動き出したい!!
そんな人の力になりたい私のすべての能力を盛り込みました。
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