子離れできてない?!突然やってきた『自由時間』どうする?!
最近、気付いたら、自由時間が増えている。
長男は一昨年自立して、結婚。
大学生長女は、彼氏んちお泊りで週の半分いない。
高校生次女は、塾の日は22時半くらいの帰宅。
(おまけに夫は、単身赴任)
気づいたら、一人でワイン飲みながら夕ご飯を食べていることが多くなった。
ついこの前まで、怒涛の家事タイムに追われていたはずなのに。
びっくりだ。
子供達が小さい頃は、手が離れて自由な時間ができたら、あれもするんだ、これもするんだと夢を見ていた。
実際にその時間が訪れたみたいだ。
なんだ?思ったより突然来たぞ。
嬉しいはずなのに、喜びよりも先に来るのは、
ちょっと、寂しい。
という気持ち。
我ながら、意外だった。
子育て終了は、緩やかにやってきてたみたいだ。
忙しさにかまけて、
ゆるかやに終わりが近づいてきていたのに気づかずにいたんだね。
なんだかびっくりした。えっ?て。
呆気ない。
突然、放り出されたみたいな感覚だ。
決して、子どもに依存するような自分じゃなかったと思う。
いや、子供達からは、『放牧子育て』と言われてるくらい(笑)。
だのに。
こんなにも、心もとない気持ちになるとは。。。
Contents
心に空いたポッカリ穴は、一時停止のサイン。
ポッカリ穴が空いてるような感覚
まさか自分がこんな気持ちになるなんて、思いもしなかったんだけど。
これって、一時停止のサインだなって思った。
何かが終わる時というのは、次に、何かが始まる時
ということを、長く生きてきて知っている。
ふと、『子育てが終わるってことは、何が終わるんだろう?』と思った時に、
エンジンの取り替え時期だと思った。
自分の人生を動かしてきた、『子どものためエンジン』にさよならする。
『自分のためエンジン』を新しく取り付ける。
(17年乗って来た愛車を手放す日が迫ってきてるのもあるのか、そんなことを思った。)
とはいっても、長年そのエンジンで動いてきたんだから、そう簡単に取り替えは効かない。
だからこそ、一時停止する。
いったん、しっかり止まって、自分の中身を総点検するのだ。
そういえば4年前に私も、一時停止を余儀なくされて、美的収納で家も人生も、総点検したことを思い出す。
そうだ、あれから、'新しい私' がスタートしたじゃないかと。
総点検は、持ち物から。
総点検のやり方は、色々あるだろう。
最近は、ノート術というのをよく見かける。
自分の想いをノートに綴り、整理していくやり方だ。
私も、書き出すということは日々している。
やらないよりもやった方がいい。
私の場合の総点検は、美的収納だったわけだけど、すごく有効だった。
それがどうしてか?を考えると、『物』という目に見えるものを通して自分と向き合うから、具体的に考えやすかったのだと思う。
例えば、マグカップひとつとっても、自分ならではの、選ぶ理由というのがあるのだ。
選ぶ理由、選ばない理由
それには、自分の感じ方、価値観が映し出される。
目の前の物が教えてくれるのだ。
そうでしょう?あなたは、こういうものが好きだったよね?
本当にこれでいいのかな?
もう必要ないのに、どうしてそんなに執着するの?
とかとか。
ものとの対話は、自分との深い対話なのだ。
20歳の頃から自分探しを続けてきた私が、最高に自分を掘り下げることができたのが、美的収納における厳選だったのだ。
だから、今、人生の転機に立っていたり、一時停止状態にあるなら、まずは、じっくり物の総点検をしてみるといいと思う。
そうやってゆっくり時間をかけて、エンジンを入れ替えて、新しい自分でスタートする準備を整えていけばいい。
私もそろそろまた、クローゼットを見直そうと思っている。ごそごそ。
新しい自分になる準備は、慌てず騒がず比較せず。
冒頭に書いた私のように、
『あれ?自由時間が急に増えてる』
『嬉しいよりも、ちょっと寂しい・・・』
なんて、そんな気持ちに気づくと、
どうにかしなくちゃ!と焦る気持ちが出てくるかもしれない。
母という役割がなくなったら、自分は何になるのだろう・・・
自分に何があるのだろう・・・
『私には何もない、空っぽだ・・・』
なんて、かつての私のように思う人もいるかもしれない。
でも、焦ることなんてない!!
数十年、子ども育てて、家をきりもりして(表現が明治?)、仕事もしてきた人だってたくさんいるだろう。
私たちは、今までやってきたことの中に、リソースが十分に溜まってる。
だから、どかっと大きく構えて。
子育てエンジンが停止したからと、不安や焦りから、外に答えを探しに出かけないで大丈夫!
慌てず、騒がず、誰とも比較せず、自分を信じてみよう。
誰にも、何にも、替えの効かない、あなたのエンジンが動き出す。
その時が必ず来ます。
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