片付けてもリバウンドする。
「せっかく片付けたのに、また元に戻ってしまった」
そんな経験はありませんか?
実は、片付けのリバウンドには理由があります。
そして、リバウンドするたびに、
「私って、やっぱり片付けられないんだ…」
と思ってしまう。
でも私は、これまでたくさんのお宅の片付けをサポートしてきて、こう思っています。
片付けてもリバウンドするのは、あなたが片付けられない人だからではありません。
多くの場合、原因はもっと別のところにあります。
リバウンドする家は、「片付けた後」が考えられていない。
片付けというと、
ものを減らす。
収納場所を決める。
収納用品を買う。
きれいに並べる。
ここまでをイメージする人が多いと思います。
もちろん、どれも必要なこと。
でも、本当に大切なのはその先です。
明日から、その状態をどうやって維持するのか。
私はここまで含めて「片付け」だと思っています。
たとえば、とてもきれいな収納をつくっても、
扉を開けて、
箱を引き出して、
ふたを開けて、
ものを戻す。
毎日使うものなのに、そんな収納だったらどうでしょう。
最初は頑張れても、そのうち面倒になる。
そして、
「とりあえず、ここに置いておこう」
が始まります。
これが積み重なれば、また散らかる。
つまり必要なのは、
「きれいに収納できる家」ではなく、「戻せる家」なんです。

毎日使うものだからこそ、「取り出しやすい」と同じくらい「戻しやすい」を大切にしています。
収納を増やせば、リバウンドしなくなる?
片付かないと、
「収納が足りないのかも」と思うことがあります。
収納ケースを買ったり、棚を増やしたり。
でも、収納を増やしたことで、かえってものが増えてしまうこともあります。
収納には、ものを収める力があります。
でも同時に、ものを持ち続けられる場所をつくる力もあるということです。
だから私は、いきなり収納用品を買うことをおすすめしていません。
先に考えたいのは、
今の自分は、何を使っているのか。
これから、どんな暮らしをしたいのか。
そのあとに、必要な収納を考えます。
50代は、今までの収納が合わなくなってくる
特に50代になると、暮らしが大きく変わります。
子どもが巣立ったり。
夫婦二人の生活になったり。
仕事との付き合い方が変わったり。
親のことや、自分たちのこれからを考えるようになったり。
なのに家の中は、子育て真っ最中だった頃のまま。
子どものものが残っている。
家族中心で決めた収納が残っている。
「いつか使うかも」と取っておいたものもある。
つまり、
今の自分の暮らしと、家の仕組みが合わなくなっている。

それなのに昔と同じ方法で片付けようとするから、苦しくなることがあります。
50代の片付けは、単に「ものを減らすこと」ではありません。
私は、
これからの自分の暮らしに合わせて、家をつくり直すこと
だと思っています。
「片付けられる人」になるということ
私が収納サポートで目指しているのは、一度だけ家をきれいにすることではありません。
私が帰ったあとも、自分で戻せる。
散らかっても、自分で整え直せる。
暮らしが変わったら、収納も変えられる。
そんなふうに、
自分で自分の家を整えられるようになること。
それが私の考える「片付けられる人」です。
だから、散らからない家を目指さなくてもいい。
生活していれば、散らかる日はあります。
忙しい日だってあります。
大切なのは、
散らからないことではなく、戻せること。
「また散らかっちゃった」で終わるのではなく、
「あ、ここが今の暮らしに合わなくなったんだな」
と考えられるようになる。
そこまでいけば、片付けはずっとラクになります。
50代。家を整えるなら、「これから」のために
子どもが小さかった頃は、家族のために家を整えてきた人も多いと思います。
でも、これからは。
自分が心地よく暮らすために、家を整えていい。
好きなものに囲まれて過ごす。
探し物をする時間を減らす。
家事をラクにする。
友人を気軽に呼べる家にする。
旅行に出かけるときも、帰ってきたときも、気持ちのいい家にする。
片付けは、そのための手段です。
だから、
「また散らかるから、私はダメ」
ではなく、
「これからの私に合う家って、どんな家だろう?」
そこから考えてみてください。
50代は、片付けなければならない年代ではなく、
これからの人生を楽しむために、家を整え直せる年代。
私はそう思っています。

一人では、どこから変えればいいかわからない方へ。
美的空間ラボでは、
50代女性の暮らしに合わせた
片付け・収納サポートを行っています。
「一度だけ、きれいにする」のではなく、
自分で戻せる、自分で整えられる家へ。
今の暮らしや、
これからどう暮らしたいかを伺いながら、
一緒に仕組みをつくっていきます。
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